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八条中学校校歌二番
■ 八条中学校校歌・推察2 ■

ということで以前紹介した職場の昔の同僚がなぜか作った京都府八条中学校の校歌に対する考察の二番になります。重ね重ね言いますが自分は八条中学校になんのゆかりもありませんし嫌いでも好きでもありません。ただ八条中学校出身の別の同僚をからかうために作ったジョークですのでご了承を。

二番はオレが作りました。今読むと考察も注釈もただただ面白くしようとする意図のみが浮き彫りで全然考察になってませんね(笑) まぁ細かいことに突っ込まないで読んで楽しめたらヨシって事で。




■ 八条中学校校歌二番

2.いらかに自由の光浴び
  窓には 自治の 風そよぐ
  露より滋き 友情の
  手をとり交わし 新しく
  生きなん命 校庭に満つ





■ 単語注釈

■ 一行目 いらかに自由の光浴び

いらか 【甍】
《高くとがっている部分の意の「苛処(いらか)」からという》
(1) 家の上棟(うわむね)。家屋の背。屋根の頂上の部分。また、屋根に葺(ふ)いた棟瓦(むねがわら)。
(2) 屋根瓦。また、瓦葺きの屋根。「―の波」3 切妻(きりづま)屋根の下にある三角形の壁の部分。

※どうやら校舎の屋根が甍であることから木造構造であると伺える。

じゆう【自由】
自らを自律的に統御し、内なる必然から自発的に行為すること。外的自然からの自由、内的自然(理性や意志以外の要因)からの自由、他人による強制からの自由に分かれる。意志の自由とほぼ同義。

※ここでは外的自然からの自由という解釈と推測できる。

ひかり【光】
目に明るい感じを起こさせるもの。物理的には光は電磁波で、普通目に感じる可視光線をさす。さらにそれに赤外線・紫外線を加えていうこともある。空間中を直進し、また反射・屈折する。速さは真空中で一秒間に約30万キロメートル。
 
※前述の項目とあわせると木造建築の校舎が時速1080000000㎞の速度の電磁波の直撃を受けていることを示唆している事になる。

■ 二行目 窓には 自治の 風そよぐ

じち【自治】
(1)自分たちのことを自分たちで処理すること。 「―の精神」「大学の―」
(2)人民が国の機関によらず自らの手で行政を行うこと。特に、地域団体による地方自治をさすことが多い。

※校歌であるということからここでは(1)の意味であるとわかる。

かぜ【風】
(1)空気の動き。一般に、気圧の高い方から低い方に向かう水平方向の空気の流れをいう。 「―が吹く」
(2)人に対する社会全体の態度。 「世間の―は冷たい」
(3)ならわし。しきたり。風習。 「芦原や正しき国の―として/新千載(慶賀)」
(4)名詞の下について、接尾語的に用いる。

※文脈から判断すると(1)か(3)だが直前の「自治」を名詞としてとるとすれば自治風という解釈もできる。

そよぐ【そよぐ】
草木などが風に吹かれ、静かな音を立てながらゆれ動く。 「あしの葉が―・ぐ」

※風によって引き起こされる現象であって、風自体の動作ではない。よって直前の「風」は接尾語としての機能であると裏づけされる。

■ 三行目 露より滋き 友情の

霧【きり】
(1)地表や水面の近くで水蒸気が凝結して無数の微小な水滴となり、浮遊している現象。発生場所によって海霧・山霧・盆地霧・川霧などに、また生因によって放射霧・移流霧・蒸気霧・前線霧などに分けられる。[季]秋。〔平安以後、秋のものを「霧」、春のものを「霞(かすみ)」と言い分ける風があった〕→靄(もや)
(2)微小な水滴を空気中に細かく散るように飛ばしたもの。 「―を吹いてアイロンをかける」

※実態の無いものとしての用例もある。要するに霧というものに直接触れる事は無い。

滋き【しげき】
(1)うるおう、うるおす
(2)男女が交わりを交わす

※(2)としての用法が望ましいが前後の文脈を踏まえて不本意だが(1)の意味を取る。

友情【ゆうじょう】
友達の間の親愛の情。友人の間の情け。友達のよしみ。「―に厚い人」

※性別は関係なく人と人の間におこる親愛的愛情。

■ 四行目 手をとり交わし 新しく

取り交わす【とりかわす】
互いにやりとりをする。交換する。「杯を―・す」「契約書を―・す」[可能] とりかわせる

※握手する、といった用法は正確には存在しない。あくまで取引。

■ 五行目 生きなん命 校庭に満つ

生きなん【いきなん】
(1)人・動物などが命を保つ。生存する。→死ぬ「百歳まで―・きるつもりでいる」「羊は牧草だけを食べて―・きている」
(2)生活する。暮らす。文学的な表現として、「…に生きる」「…を生きる」の形で、生活の場所・場面・時間を示すこともある。「常に前途に希望を抱いて―・きる」「当時は女が一人で―・きてゆくのは大変だった」「彼は海に―・き、海に死んだ」
(3)(「命を生きる」など、命を表す語を目的語として)一生を送る。やや文学的表現。「限られた命を精いっぱい―・きる」「一生を貧しい人たちのために―・きた」
(4)(「…に生きる」の形で)そこに生きがいを見いだして暮らす。「芸一筋に―・きる」
(5)死んだ者、失われたものの名残や影響が残る。「死んだ夫はまだ私の心の中に―・きている」「先代社長の経営哲学は今なお―・きている」
(6)(「活きる」とも書く)そのものがもっている本来の機能・能力が発揮される。有効に働く。→死ぬ「一〇〇年前の条約がまだ―・きている」「ちょっとした塩加減で料理の味が―・きる」
(7)(普通「活きる」と書く)囲碁で、一連の石が二つ以上の独立した目をもつ。→死ぬ「隅の黒石は―・きている」
(8)野球で、塁に出た選手がアウトにならずにすむ。→死ぬ「サードのエラーで―・きた」

※命を保つ、に形容尾句の「なん」で「生きている、生命をもった」の意。

命【いのち】
(1)生物を生かしていく根源的な力。生命。「―の恩人」「―を捧げる」
(2)生涯。一生。「短い―を終えた」
(3)寿命。「―の限り」「―を長らえる」
(4)一番大事なもの。ただ一つのよりどころ。「―とたのむ」「画家にとって絵筆は―だ」
(5)近世、主に遊里で、相思の男女が互いの名前の下に添えて、「吉さま命」などと二の腕に入れ墨をした文字。心変わりのないことを誓うもの。
――あっての物種(ものだね) 何事も生きていればこそできる。死んでは何にもならないということ。命が物種。
(1)生き長らえる。「とく逃げのきて―・きよ/宇治拾遺 2」
(2)危ういところを助かる。命をとりとめる。「からき―・きたれど、腰斬り損ぜられて/徒然 87」――から二番目 命の次に大切なもの。非常に大切にしているものをいう。
――死・ぬ 命が絶える。死ぬ。
「ぬばたまの甲斐の黒駒、鞍着せば―・なまし、甲斐の黒駒/日本書紀(雄略)」
――過・ぐ 死ぬ。
「犬じもの道に臥してや―・ぎなむ/万葉 886」
――つれな・し
(1)命に別状ない。
(2)死ぬに死ねない。「惜しからぬ―・く長らへば/新千載(雑)」
――長ければ辱(はじ)多し 〔荘子(天地)〕長生きをすると、それだけ恥をさらすことが多い。
――なりけり 生きていたからこそだ、の意。
「春ごとに花のさかりはありなめどあひみむ事は―/古今(春下)」
――にか・える 生命と引き換えにする。あるものを大事に守る気持ちをいう。「―・えても守る」
――に懸けて 生命を捨てる覚悟で。
――は義に縁(よ)りて軽し 〔後漢書(朱穆伝)〕命は貴重なものだが、義のためには捨てても惜しくない。
――は鴻毛(こうもう)より軽し 〔司馬遷「報二任安一書」より。「鴻毛」はおおとりの羽毛で、きわめて軽いもののたとえ〕(国家や君主のために)命を捨てることは少しも惜しくない。
――は風前(ふうぜん)の灯(ともしび)の如し 〔倶舎論疏〕
(1)人の命は消えやすくはかないものである。
(2)危険がさし迫っていることのたとえ。→風前の灯
――待つ間(ま) 命が終わるのを待つ間。「ありはてぬ―のほどばかりうき事しげくおもはずもがな/古今(雑下)」
――を落と・す 死ぬ。
――を懸・ける 死ぬか生きるかの覚悟で事に当たる。
――を削・る 自分の命を縮めるほど苦労をする。
――を捧(ささ)・げる 大切に思う人や事のために、命を差し出す。命を投げ出す。
――を捨・てる
(1)ある事のために死ぬ。「祖国独立のために―・てる」
(2)死ぬべきでないのに死ぬ。「早まって―・てるな」
――を繋(つな)・ぐ 生き続ける。命を継ぐ。
――を拾・う 危うく死を免れる。命拾いをする。

※生命という名詞的用法がこの場は適切。

満つ【みつ】
(動タ上一)[文]タ上二 み・つ
(1)主に形のないものや、抽象的なものによって、ある空間がいっぱいになる。「悪意に―・ちた書評」「自信に―・ちた返事」「希望に―・ちた日々」「蝉ノ声ガ耳ニ―・ツル/日葡」
(2)満月になる。「月が―・ちる」
(3)満潮になる。「潮が―・ちてくる」
(4)一定の期間が終わる。期限に達する。「刑期が―・ちて出所する」「月―・ちて玉のような男の子が生まれた」
〔(1)古くは四段活用。中世以降上二段活用が生じた。(2)現代語でも打ち消しの表現には五段活用が用いられる。「百人にも満たない」「意に満たない」→みつ・みたない(満)〕

※前後の文脈を考えて(1)の用法で使用すると形のない命が校庭に満ち溢れる、という意味になる。また、(4)も使用可能であるがこの場合校庭で命が寿命を迎える、といった意味になる。




■ 二番の考察

ここまでの注釈で考え二番の歌詞を意訳すると次のようになる。

いらかに自由の光浴び
「木造校舎の三角の屋根に時速1080000000㎞で自然光の電磁波が直撃し」
窓には自治の風そよぐ
「窓の外からは自治を訴える声が風に乗って入ってくる。」
露より滋き 友情の
「細かい粒上の水滴よりも潤った人と人の間の親愛によって」
手をとり交わし 新しく
「お互いの条件を取引して新しい」
生きなん命 校庭に満つ
「生命をもったなんらかの物が校庭で寿命を向かえる」

となる。さらにこれを文約すると「三角の屋根に時速1080000000㎞の自然光が生み出す光という電磁波を浴びている中、建物の中ではお互いに信頼し、親愛しあっている者同士で取引が行われていた。窓の外からは自治を訴える声が聞こえてくるがその取引により、新しく生を受けた命が校庭で寿命を迎えていくのであった。」である。教育の場で行われていることを表現する言葉としては不適切である。この詩から推測するにこの教育の場では木造校舎(時速1080000000㎞の電磁波が降り注いでいる)の中で自治を訴える声を無視して露よりかは深い程度の関係の人間が営利目的の取引を執り行い、校庭で寿命を迎えるであろう新しい命を創造していることになる。



なんなんでしょうか、この詩は。というかこの考察は。上司の目を盗みながら俺は何をやってたんだ? 辞書を片手に必至に作者の意図しないほうの訳を拾って文章をつなぎ合わせていますな。

三番(無かったので書き下ろし)に続きます。
【2005/05/16 13:22】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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