■ 甘酸っぱいねぇ ■
オレ「大佐、敵兵がいる。」
大佐「なに、それは犬の散歩に影響があるのか?」
オレ「いや、散歩ルートには問題ない。」
大佐「スネーク、なら今は任務を優先させろ。」
オレ「了解。犬の散歩作戦を続行する。」
今日夕方、我が家のかわいい犬っコロを散歩してたんですが母校(中学校)付近を散策中、塀の角で向こうを伺ってスパイ活動中の女子中学生二名の姿を確認しました。何だろうと思いましたが犬っコロは先を急ぐらしいので通り過ぎました。
犬も無事、うんこをしてオレもタバコを購入したので帰りの道に差し掛かるとさっきの場所に来ました。まだ偵察任務中の女子中学生二人は何かを伺っています。気になるので今度は彼女らが探っている方向から帰ることにしました。
オレ「大佐、敵兵がまだいる。」
大佐「スネーク、帰還中だぞ。余計なことは考えるな。」
オレ「だが何かを偵察しているようだ。」
大佐「ふむ、君に危険はないのか?」
オレ「ああ、奴ら別のものを監視しているらしい。」
大佐「わかった、帰還しながらできるところまで探るんだ。
ただし深入りはするなよ、今君は任務中だ。」
オレ「了解、偵察任務を開始する。」
案の定、監視している先には別の女子中学生と男子中学生の姿が・・・。ここからはメタルギア形式でお楽しみください。
オレ「やはりな、思ったとおり告白タイムだ。」
大佐「なんとこんな時間にか!?」
オレ「ああ、奴らは事の成り行きを監視している。」
大佐「なるほどな。」
オレ「大佐、まずった!!」
大佐「どうした、スネーク!!」
オレ「体育教師らしい男が二人に話しかけている!!」
大佐「なに?では作戦失敗ということか?」
オレ「いや、違う。体育教師は空気を読んで退散した。」
大佐「そうか。では告白作戦は継続中なんだな?」
オレ「ああ、問題ない。」
大佐「よし、偵察を続けろ。」
オレ「大佐、まずった。」
大佐「どうした、スネーク!!」
オレ「カップルの女が偵察してる女を捜してる。」
大佐「なんだと? 奴らに気づいているのか?」
オレ「ああ、どうやら容認のようだ。」
大佐「それがどうしたんだ?」
オレ「あそこにいるよって教えたくなってきた。」
大佐「馬鹿な真似はよすんだ、スネーク!!」
オレ「みどりとゆっこはあそこに居るんだぞ、大佐!!」
大佐「スネーク、本来の任務を忘れるんじゃない!!」
オレ「大佐、どうやら大丈夫だ。体育教師が俺の代わりに教えた。」
大佐「そうか、スネーク。では急いで帰還するんだ。」
オレ「大佐、まずった。」
大佐「何があった、スネーク!!」
オレ「犬が欲しがるから木の実を取ろうとしたら敵兵に・・・」
大佐「どうした、スネーク!!」
オレ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
大佐「だめだスネーク、歴史が変わってしまう!!
タイムパラドックスだ!!」
GAMEOVER
タイトルの意味がわかった人、黙祷(゚∀゚)ニヤニヤ