■ 流行ればいいと思うよ ■思えば俺はカラオケデビューは高校生のことでした。もう10年も前になってしまうのが寂しいですが、当時バンドをやっているくせに歌が歌えず音楽の成績はよくて2(10段階)でした。そんな俺が人前で歌えるはずも無く回りは中学の頃から行っていたようなのですが俺は一足送れて高校の頃になります。
こいつらになら別に恥をかいてもいいや、という連中と行ったのですがやはり当時の風潮でカラオケくらいこなさないと社交の場でやっていけないというのがひしひしと伝わっていましてやむを得ず、といった感がありました。しかし音楽のテストでうたうのとは違い、意外と普通には歌えることが判明しましてこっからはもう遊びといえばカラオケ、みたいな感じにはまってしまいました。最初に歌ったのは忘れもしません、LunaSeaの「TrueBlue」でした。
それからはや10年。もう昔のようにカラオケ狂いというわけではなくなりましたが普通の人くらいの頻度で行くようになりました。別にすごい上手いとは自分では思いませんが下手ではないと思います。しかしいかんせん、持病のせいでのどが弱いんですよ。2時間が関の山、長期戦になるともう後半は声が出ません。声の出し方にも問題があるのでしょうが酒を飲んだ後なんてまるで声がでません。そんなもんだからバンドでボーカルなんてやってる人はすごいと思います。
そんなカラオケなんですが時代は進みましたね。
カラオケ自動販売機ですよ。なんでも一曲100円で個室の中で歌うらしいです。もうね、なんというか
畳一畳余れば金儲けしようというかなんと言うか。すばらしい商売根性です。とはいえコレは考え様によってはすごいものですよ。
まず利用目的としては練習でしょうね。そんなものは一人で一時間部屋を借りれば事は済むのですがいかんせん一人カラオケは相当にハードルが高い。レジもそうですしドリンクを持ってきた店員との間も拷問のなりかねないつらさ。初心者には到底出来ない芸当でしょう。そんな人も大丈夫、個室で受け付け必要ないからダレに気を使うわけでも無く心置きなく練習ができるのですよ。
あとその個室はカラオケ店の外に設置されていたんですけど「カラオケ終わったけどアノ曲を歌い忘れた!!」って時にも便利かもしれません。わざわざもう一回部屋を借りるのもイヤだしかといってこのままでは今晩眠れない!!って時にはもってこいです。
そんな無限の可能性を秘めたカラオケ自動販売機に入ってみました。どうやら中は二人がけベンチシートになっているので二人まで大丈夫らしいです。音楽はインカムで聞くのでインカムも二つが標準装備です。
なるほど、コレなら狭い室内でも一定の音質が保てるってワケだ。というかむ白普通のカラオケよりも音質はいいんじゃないかな? 自分の声ももちろんイヤホンから聞こえてきますから音程チェックや練習にはマジでいいと思います。
なるほどコレは考えたな、ということで同伴してた女の子二人が早速歌ってみるという事なので人数オーバーの俺は外で待機。まぁタバコでも吸いながら二人が歌い終えるのを待つか・・・。
・・・。
声漏れすぎ(;´Д`)駄々漏れもいいとこ、何を歌ってるかまではっきり聞こえる始末ですよ。だってそうじゃない? 音楽はイヤホンだけど声は出してるわけだから。もう店の前の道路にいたんだけどどうしていいものやら。個室のドアをたたいてみたり個室の前であたふたしてみたりもうすっかり不審者。中の二人は爆音でイヤホン聞いてるからまったく我関せずというか気持ちいいくらいのテンションで叫ぶように歌ってるしな!!
でてきた二人になんて声かけていいかわからなかったよ・・・orz
防音しとけや・・(⊃Д`゚)・゚・。