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■ 八条中学校校歌・考察3 ■
というわけで妙なシリーズとなっちゃいました京都府八条中学校校歌。もうくどいようですがジョークなので本気にしないで下さい。読めば解ると思いますが下賎な考察で的を得るようなものではありません。ってか要するにいちいち文句をいうなら見るなって事です。 ■ 八条中学校校歌三番 3.世界の文化 咲く花を 高くかざして 生活の 尊き術を 磨きなば 紫匂う 旗の香は 永久に香らん われらかな ■ 単語注釈 ■ 一行目 世界の文化咲く花を せかい【世界】 (1)地球上のすべての国家・すべての地域。全人類社会。 「―の平和」「―最高の山」 (2)物体や生物など実在する一切のものを含んだ無限の空間。宇宙。哲学では社会的精神的事象をも含める。また、思考・認識する自我に対する客観的世界をさすことも多い。 「可能―」「―の創造」 (3)自分を中心とした生活の場。自分の知識・見聞の範囲。生活圏。世の中。 「新しい―が開ける」「ピカソの―」「あなたと私とでは―が違いすぎる」「君は―が狭いよ」 (4)同一の種類のものの集まり、またその社会。 「動物の―」「勝負の―は厳しい」 (5)歌舞伎・浄瑠璃で、その作品の背景となる特定の時代や人物類型。例えば「仮名手本忠臣蔵」の世界は「太平記」。 (6)くに。土地。地方。異境。 「知らぬ―にめづらしき憂へのかぎり見つれど/源氏(明石)」 (7)界隈。付近一帯。 「いづら、といひて、もてこし人を―に求むれどなし/大和 168」 (8)遊ぶ所。遊里など。 「―は大みせ、女房にもならうといふ女郎、しやうといふ客/洒落本・傾城買四十八手」 (9)〔仏〕〔梵 lokadhtu〕(ア)須弥山(しゆみせん)を中心に形成される一定の空間領域。全宇宙にはこの世界(一世界・小世界)と同じ規模の世界が数多くあるとして、三千大千世界などと表現する。(イ)衆生(しゆじよう)が住んでいる場所で、時間・空間的になんらかの制約を受け、まとまりをもっている広がり。(ウ)ある仏を中心とする空間。仏国土。 ※後ろに続く「文化」から推測するに一番の意。 さ・く【咲く】 (動カ五[四]) (1)花のつぼみが開く。 ⇔散る 「花が―・く」 (2)波が砕けて白く見える。白波が立つ。 「味鎌の潟に―・く波/万葉 3551」 [可能] さける [慣用] 話に花が―/死に花を咲かせる・一花咲かせる ■二行目 高くかざして生活の かざ・す【▼翳す】 (動サ五[四]) (1)手に持って頭上に高くかかげる。 「団旗を―・して進む」 (2)物の上方におおいかけるように手をさしだす。 「火鉢に手を―・す」 (3)光などをさえぎるために、手などを額のあたりに持っていっておおう。 「小手を―・す」 ※後の文脈とつながらないため覆い隠すの意とする。 せいかつ ―くわつ【生活】 (名)スル (1)暮らしていること。暮らしていくこと。暮らし。 「―を営む」 (2)生きて活動すること。 「アリの―を観察する」 (3)暮らしを支えているもの。生計。 「―の道を立てる」「―をかける」 ■ 三行目 尊き術を磨きなば たっと・い【尊い/貴い】 (形)[文]ク たつと・し 〔「たふとし」の転〕 (1)地位・身分などがきわめて高い。とうとい。 「―・い身分の人」 (2)非常に価値がある。とうとい。 「人を救おうとするその気持ちが―・い」「芸術の士は…人の心を豊かにするが故に―・い/草枕(漱石)」 [派生] ――さ(名) じゅつ【術】 (1)わざ。技能。 「―の優劣をあらそう」「身をまもる―」「蘇生―」 (2)不思議なわざ。妖術。魔術。 「―にかかる」「火遁(かとん)の―」 みが・く【磨く/▽研く】 (動カ五[四]) (1)こすってつやを出したり、きれいにしたりする。 「靴を―・く」「床を―・く」 (2)技芸などの練習に励む。上達しようとする。 「腕を―・く」「技を―・く」 (3)美しく飾る。 「常よりも御しつらひ心殊に―・きつくろひ/枕草子 104」 (4)光彩を添える。輝くようにする。 「月に―・ける玉津島/太平記 5」 [可能] みがける ■ 四行目 紫匂う旗の香は むらさき【紫】 (1)ムラサキ科の多年草。山野に自生する。全体に粗毛があり、根は太く、茎は高さ約50センチメートルで上方で分枝。葉は披針形。夏、上方の葉腋(ようえき)に白花を数個つける。根は乾くと紫色となり、古くから紫色の染料とするほか、漢方で解熱・解毒の薬、皮膚病の薬などに用いる。紫草。 (2)(1)の根で染め出した色。 (3)「紫色」の略。 (4)醤油のこと。 (5)〔女房詞〕イワシ。 ――の朱(あけ)を奪う 〔「論語(陽貨)」中間色の紫が正色の朱を濁らせる意から〕佞者(ねいしや)の言葉が用いられ、正論が疎んぜられること。また、似てはいるが全く違うこと。 ※似てはいるが全く違う事なのか? はた【旗/▼幡/▼旌】 (1)布・紙などで作り、竿(さお)などの先に掲げてしるしとするもの。古くは縦長で上辺を竿に結ぶ流れ旗が多く、のち、上辺と縦の一辺を乳(ち)で竿にとめる幟(のぼり)旗が増えた。古来、朝廷で儀式・祭礼の具として用い、また、軍陣では標式として用いた。現在は、国・組織などの象徴として用いるほかに、さまざまな標識・信号として用いる。 (2)旗じるし。 「独立の―をかかげる」 (3)家紋の一。(1)を図案化したもの。 (4)「旗売り」の略。 (5)(「幡」と書く)〔仏〕〔梵 patk〕仏・菩薩の威徳を示すための飾りの道具。大法要・説法などの時、寺院の境内や堂内に立てる。三角形の首部の下に細長い幡身(ばんしん)をつけ、その下に数本のあしを垂れたもの。ばん。 ――を揚(あ)・げる 〔後漢書(袁紹伝)〕 (1)兵を集めて戦いを起こす。 (2)新しく事を起こす。旗揚げをする。 ――を振・る 政治運動などで、人々の先頭に立って指揮をとる。 ――を巻(ま)・く 戦いに敗れて降参する。 ■ 五行目 永久に香らんわれらかな 特筆無し ■ 三番の考察 世界の文化 咲く花を 「世界の文化の象徴として咲く花を」 高くかざして 生活の 「頭上たかくにかざして生きていくための」 尊き術を 磨きなば 「たいへん価値の高い知恵を鍛錬していても」 紫匂う 旗の香は 「偽者くさい匂いが漂い先頭にたって指揮をとるような雰囲気は」 永久に香らん われらかな 「永遠に感じる事ができない我々。」 さらに文訳を行う。「世界の文化を隠れ蓑に自分達の生活のための価値の高い知恵を鍛えてはいるがどうしても偽者臭い雰囲気は拭い取れずいずれ先頭に立って指揮をとるような雰囲気は我々からは永遠に感じ取ることができない。」 さっぱりだ。何が言いたいのかもわからない。というか本当にコレが学校の校歌で在っていいのかとさえ思ってしまう。これはあきらめを装った反面教師なのか? 中学生として反語の意味を受け取れるようになってくれという願いだとしても少々ハードルが高いように思えてならない。 八条中学校校歌の考察はこれで終了です。次回は全体を通して何が言いたかったのかをまとめてみたいと思います。 |
初めまして。
校歌もこうして考察すると色々な発見がありますね 明日はすべてのまとめですよ。
なんか自分で書いてるうちに衝撃的な結末になっちゃいましたのでお楽しみに(笑 なんかこうひねくれた視線で他にも色々見てみたいですね(笑 |
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