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押し寄せるエアガン規制
■ ついに法規制が入るらしいね ■

サバイバルゲームが好きです。エアガンを持って野山を走り回ると日々あった嫌な事を忘れることができます。本当のところはそういったイヤな事をBB弾に込めて敵にぶち込むことで解消されます。

正直この遊びはスポーツであって子供の遊びではないと思うこともしばしば。はやく時代がサバゲを容認して水着巨乳ギャルがあふれる社交場にならないかななどと妄想してました。


ある日巨乳軍団から友好試合を受けるわがSMUoW。当然引き受け、当日はキャピキャピBB弾と乳が飛び交う楽しい社交場に。そして相手の巨乳軍団の目は当然リーダーとして場を取り仕切る俺に向けられる。

俺にすっかり惚れてしまった巨乳共を俺の股間のマシンガンは容赦なく掃射する。1Shot1Killの射撃センスにもう釘付けの巨乳共に今度は一対一で俺のホップアップバレルの性能を試すのだった・・・。







水着でBB弾当たったら痛いがな(⊃д`゚)゚。

とまぁこんな夢物語を妄想しながら病の床に伏せていたんですけど起きてみたらどうやら世間は大きく動いてるじゃないですか!! それも先ほどの巨乳サバゲーマーの台頭という方向ならまだしも法規制とかいう正反対の方向に・・・。

>> 強力エアガン規制-所持禁止、80万丁が対象
>> 強力改造エアガン、銃刀法で規制へ

( ゚д゚)・・・。

あれれれ? やばいんじゃないのこの展開。いや、もちろん人を傷つけるほど威力を挙げたエアガンで起こされた事件は問題だと思いますし一部のそういった人間のせいで安全を考えながらゲームを楽しんでる俺たちが迷惑をこうむってるのは事実だし必要以上の威力を規制する動きは愛好家も臨んでました。でも今回の規制で区切ろうとしている線がやばい。


ちょっとややこしい話になるんだけど今愛好家の中では暗黙の了解というか常識としてエアガンの威力基準に1Jというラインが設けられています。これは近距離であたっても皮膚を破らない程度という強さに長い年月を経てたどり着いたライン。

この暗黙の了解で築き上げた1Jの計算方法は「初速(㍍/秒)×初速(㍍/秒)×弾の重量(㌘)÷2000」から割り出されます。要するに0.2gのBB弾を初速100m/sで打ち出すとちょうど1Jになる計算。いま一般的なBB弾の重量は0.2gか0.25gなので初速にして80m/sくらいであれば1Jを越さない計算ということ。

そして今回の規制である「3.5J/cm^2」という値。一見、ジュールでは同じなんだけどこっちの値は見てのとおり1平方センチメートルあたりのエネルギーが3.5Jという計算。つまり暗黙の了解の1Jでは無い。まぁわかりやすく計算するとこんな感じらしいよ。

直径6mmだと「3.5J/cm^2 * 0.3cm * 0.3cm * 3.14 = 0.98910J」

ということになる。直系6mmは標準的なBB弾の大きさ。つまり今までゲーマーが基準にしてたジュールに換算すると0.989Jということになる。まぁ長々とした説明になったが要するに今まで遵守してきた1Jを超えなければほぼ大丈夫ということ。

でも大きな問題が。

確かに常識あるサバゲーマー達は1Jの範囲内でのゲームを楽しんでいますよ。しかし多くはフルオートでの基準として見てると思うんです。もちろんすべての銃が1Jを下回るのが望ましいんですがここで出てくるのはスナイパーライフルですよ。ボルトアクションのライフルで要するに一発撃つごとにチャンバーに弾を手動で送らなくてはならない連射の効かない銃の事。

これがどう問題かというと、フルオート(連射)の銃と同じ威力ではボルトアクションライフルの存在意義がかなり薄れてしまう。もちろん趣味趣向で好きな人はたくさんいるし、ばら撒くのでは無いので一発一発の命中率はぜんぜん違う。しかし命中精度を左右するバレルを長く取ればその命中精度で連射することもぜんぜん可能。

そうするとスナイパーという楽しみがなくなってしまう。そのためサバゲーマーの多くはボルトアクションライフルにアドバンテージを持たせるために特殊な威力制限を持たせていた。たとえば「ボルトアクション(連射機構無しの銃)は1.2JまでOK」とか。

なぜか。

もちろんスナイパーの優位性を確立するだけではなく、安全面も考慮した上での判断。同じ1.2Jでも連射で数十発叩き込まれるのと比べれば単発であたるのでは安全面はぜんぜん違う。ためしに同じ距離で同じ威力でグラスかなんかを撃ってみればわかると思うけど単発では割れないような距離でも連射では粉々に砕いてしまう。

単発では同じジュールでもぜんぜん安全なのだ。もちろん当たり所が悪ければ大怪我をするかもしれないし近距離で撃てばそれなりに痛い。しかし一般的にボルトアクションライフルに強めを許可するチームが有するスナイパーというのは常識的な人がほとんどで自分が持つ武器の威力を知っているから無茶なことはしない。



今までは法規制ではなく暗黙のルールだったからこれができた。お互いの信頼関係で成り立った。しかしこれが法規制で種類に関係なくエアガンの威力が0.98Jに決められてしまってはそういったあいまいな判定はできなくなる。

もちろん、先ほどの威力によりボルトアクションライフルのアドバンテージを採用しているところがすべてではないし全国で言えばルールが統一されているわけではない。ホップアップの有無でアドバンテージを与えているところもある。

そして日本国内のルールとして0.98Jが規制されれば逆に全国サバゲルールの統一には近づくだろう。ただ残念なのはそういった信頼で成り立っていたあいまいさが失われること。

知ってのとおりサバゲは着弾判定を自己判定で行います。死にたくなければあたってないと嘘を言えばまかり通ってしまう。ゾンビ問題としてサバゲをやる以上離れられない問題です。そういった精神的に未熟な部分が未だ解決できない遊びであるからこそこういった信頼関係で持つルールは貴重だったと思うんだけど。




とまぁかなり真面目に書いてしまったけど、なんかこう複雑なんですよね~。俺らの愛するエアガンで傷害事件なんぞ起こしてほしくない。そのためには法規制が必要。でも縛りを増やせば自由が無くなる。そんな感じです。

とりあえず我がチームにも数名、0.98Jを超えてるだろうメンバーもいることですししばらくは様子見ですかね。ただこういったケースで法規制を国会に提出する段階まできた場合って確実にそのまま通りますよね・・・。




事件を起こすのは普段サバゲをやらないような馬鹿野郎なのに真面目に取り組んでる俺らが不自由な思いをするのは釈然としませんけどね。だから俺の本意としてはそういった傷害起こすような馬鹿野郎をエアガンで撃ち殺したいです。
【2006/02/07 11:40】 | オススメ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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